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サーモバリアの価格相場は?工期の目安・価格を抑えるコツについて詳しく解説

2025年8月29日

近年、住宅・工場の熱対策として「サーモバリア」の注目が高まっています。サーモバリアとは、輻射熱を反射する金属製アルミシートのことです。輻射熱とは、遠赤外線によって体の奥まで伝わる熱のことであり、人体の体感温度を上げる作用があります。

サーモバリアを住宅・工場の屋根や壁に施工することで、輻射熱が室内に入るのを防ぎ、夏の暑さを感じにくくなります。さらに冬は、室内の熱が外に逃げるのを防ぐ働きによって、寒い時期も暖かく過ごせます。

サーモバリアの価格は、屋根の形状・建物の状態によって左右されるので、施工の際には注意が必要です。本記事では、サーモバリアの価格相場を紹介するとともに、工期の目安や「できるだけ予算を抑えるにはどうすればいいか」というお悩みを抱えている方向けに、価格を抑えるコツについて詳しく解説します。

サーモバリアの価格相場は?

サーモバリアの価格相場は、約4,000〜6,000円/㎡程度です。サーモバリアの価格は、施工面積・屋根の形状や大きさ・既存の屋根材の種類・施工の難易度などによって左右されます。

付随工事や清掃などが必要な場合、以下の費用が追加で発生する恐れがあるため、施工の際には注意が必要です。

・足場の設置が必要な場合:約15~20万円程度

・屋根の高圧洗浄を行う場合:+500円/㎡〜

・プライマー塗装が必要な場合:+1,000円/㎡〜

施工費用は、工事の内容・条件によって変動するため、事前に見積もりを作成しておくと安心です。

サーモバリア工期の目安

サーモバリアの工期は、施工面積・現場の状況によって異なりますが、一般的な目安としては50㎡の屋根で4日、100㎡の屋根で6日、500㎡の屋根であれば20日程度かかるケースが多いです。

サーモバリアを折板屋根に施工するスカイ工法(※輻射熱の反射に優れたアルミ箔を使用したスカイシートを取り付ける工法)であれば、25㎡の屋根で最短半日、2,000㎡の屋根で約30日で施工することが可能です。

参考記事:スカイ工法

サーモバリアの価格を抑えるコツ

サーモバリアの導入には、一定の費用がかかります。あらかじめ予算が決まっている場合、「できるだけコストを抑えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

本項目では、そのような方に向けてサーモバリアの施工費用を抑えるために役立つ工夫・比較のポイントについて紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

サーモバリアの施工を業者に依頼する際には、複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。業者から届いた見積書を見比べることで、工事費用のおおよその目安だけでなく、価格や施工方法・使用部材・保証内容、さらには対応の丁寧さといった点まで見極めることができます。

業者によっては足場代などの付随工事費用が全体の料金に含まれている、もしくは別料金になっているケースも。見積書が届いた際には、内訳をきちんと確認することも大切です。

付随工事の必要性を確認する

建物の規模や現況によっては、サーモバリアの施工前に、屋根や外壁の塗装工事、足場の設置が必要となる場合があります。

たとえば、既存の屋根材・外壁材にひび割れ・腐食・剥がれなどが発生している場合、施工の前に補修工事を行わなければなりません。2階以上の建物であれば、足場の設置が必要になることも多いです。

サーモバリアを施工する際には、付随工事が必要か否かについて、事前に確認しておくと安心です。

施工箇所の修繕・清掃を行う

サーモバリアの施工箇所が壊れている(屋根の破損、壁に穴が開いているなど)場合、修繕工事を事前に行う必要があります。施工前に修繕を行うことで、コストを抑えられます。

その他にも、施工箇所に汚れ・埃・苔が残っていると遮熱シートの接着が弱くなり、剥がれる原因に繋がります。そのような理由から、施工する前には屋根表面の汚れ・埃・苔などを高圧洗浄機で丁寧に洗い落とします。

汚れが酷い場合、洗浄代にコストがかかる恐れがあるので、事前に清掃を行うことも大切です。

サーモバリアが遮熱対策におすすめである理由

サーモバリアは、輻射熱に高い効果を発揮する遮熱材のひとつ。一体、なぜ輻射熱を反射する作用に優れているのでしょうか。ここでは、サーモバリアが遮熱対策におすすめである理由について具体的に紹介します。

遮熱効果が高い

遮熱シートは、アルミ純度が高いものほど効果が高くなります。高純度のアルミ箔を使用して作られた「サーモバリア」は、JIS規格A1420による熱反射実験に基づいたデータ解析により、極めて高い熱線反射性能を有することが明らかになっています。その断熱効果は、70mm厚のグラスウールに匹敵します

薄いサーモバリアを屋根・壁・床などに1枚挟むだけで、外部から侵入する熱の大部分を反射し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。

風速40mにも耐える耐候性

スカイ工法で使用する「スカイシート」は、風に強い素材を使用して作られています。平成30年2月15日に財団法人 日本建築総合試験所で実施された耐風圧試験において、スカイシートは16mの高さに設置された屋根上で風速40mの強風に耐え、剥がれないことが確認されました。

スカイシートは耐候性に優れているため、台風・強風の時も安心です。

短期施工・低価格を実現

サーモバリアの施工は、屋根面積が300㎡程の大きさであれば、最短1日で完了します。工期も短いので、施工コストを大幅に抑えることが可能です。作業は屋根上のみで行われるため、室内での業務・生活に支障をきたすことはありません。

その他にも、弊社ではSドローンに搭載されたサーマルカメラの使用により、施工前と後の温度状況を把握した上で、施工箇所に適した工事プランを提案することが可能です。

足場工事の同時施工が可能

サーモバリアの施工時に足場の設置が必要な場合、他の業者に依頼するとその分手間もかかるため、工期が長引いてしまうことも……。

弊社であれば、サーモバリアスカイ工法の施工だけでなく、外壁・屋根の塗装・足場の組立などの付随工事を併用することが可能です。付随工事を同時に施工することにより、工期が短縮できるのでコストを大幅に抑えられます。

約10年の長期耐久性

サーモバリアは、保持力・水密性に優れており、約10年の耐用年数を誇ります。

スカイ工法で使用する「スカイシート」を設置する際には、接着力に優れた専用両面テープを使用します。雨や風に強いサーモバリアと、両面テープの接着力によって、長期間屋根を守ります。

ただし、どんなに耐久性に優れたサーモバリアであっても、長期にわたり直射日光や雨風にさらされることで、少しずつ劣化してしまう恐れも……。耐用年数の範囲内であっても、「遮熱性が以前より下がったかも……」と感じた場合は、早めにメンテナンスを実施することをおすすめします。

まとめ

足場の設置や屋根・壁の修繕など、付随工事が必要な場合、施工コストが高くなります。サーモバリアを施工する際には、他の工事も一緒に施工できる業者を選ぶことが大切です。

施工時には、「費用対効果を得られるか」についても、きちんと確認しておきましょう。弊社で施工する場合、遮熱シートの効果を実際に体験できる「遮熱体感」を利用できます。

遮熱体感では、サーモバリアの片面に輻射熱を照射し、温度変化を測定することで遮熱効果を視覚的に確認することが可能です。温度変化の測定には「サーモグラフィー」を使用し、遮熱シートの性能を視覚的に実感できるため、「価格に合った効果を得られるか知りたい」と考える方におすすめです。

その他にも、弊社では見積もり作成から施工管理の提案・報告・アフターフォローまで、一貫したサポートを提供しているので、メンテナンスの際にも安心です。

サーモバリアに関する相談や遮熱体感の体験は、24時間対応の専用フォームにて受け付けておりますので、「少しでも施工コストを抑えたい」という方は、ぜひお問い合わせください。

「施工前に、サーモバリアの遮熱性能を事前に把握しておきたい」という方であれば、実際に熱を当ててサーモバリアの効果を確認できる「遮熱体感」を試してみる方法がおすすめです。SUNUPでは愛知県内全域の工場を対象に、サーモバリアの効果を実感できる「遮熱体感」の実施を行っています。

遮熱体験の受付は「24時間専用フォーム」にて行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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