断熱材は「熱を止めるもの」ではなく、「熱の伝わりを遅くするもの」です。
断熱材は空気を多く含んだ素材でできており空気の層で熱の伝わりを遅くしています。
層が厚いと性能がアップしますが、太陽の熱が苦手で、熱を吸収してしまい、室内に放射してしまいます。
布団やダウンジャケットは断熱材と同じ構造ですが、布団やダウンジャケットも干すと太陽の熱を吸収して熱くなりますよね。
このように断熱材では止めれない熱があるのです。
アパート・住宅管理の方へ
MESSAGE
PROBLEM
お家の断熱
断熱材だけでは
だめなんです!
こんな お悩み ありませんか?
- 夏の夜、外は涼しいのに家の中が暑い
- 断熱材がしっかりと施工されているのに冷房を使わないと部屋の中が暑くて眠れない
- 冬暖房をつけているのにすぐ寒くなる
WHY?
断熱材は空気層によって
熱の伝わりを遅くするもの
ANSWER
断熱材では止められない太陽の熱を反射する
サーモバリアをプラス!
住宅の屋根、壁、床下にサーモバリアを使用することで夏の輻射熱の侵入を防ぎ、冬の室内から屋外へ逃げる輻射熱をとどめる効果が期待できます。
断熱材にプラス数mmの厚さのサーモバリアを使用することで住宅の断熱性能が大きく改善されます。
施工方法
屋根
瓦
通常の施工にて、防水紙まで行い防水紙の上にサーモバリアS(4mmタイプ)を敷きます。
垂木のピッチに合わせて、垂木方向にドウブチ(10mm厚程度の木)を打ち、瓦用のサン木を打って、瓦を伏せます。
二重ノジ工法
通常施工で垂木施工後、ノジ板を打ち、ノジ板の上にサーモバリアS(4mmタイプ)を敷きます。
反射空気層を確保するために、サーモバリアの上にドウブチを打ち、ドウブチの上にノジ板を打ちます。ノジ板を打ち終えたら防水紙を敷き仕上材のカラーベストまたはガルバリュウム鋼板を施工し、完成です。
母屋上工法
母屋の上にサーモバリアを貼ります。サーモバリアの上から垂木を取付けます。垂木で足場を確保しながら次のサーモバリアを貼っていきます。屋根全面にサーモバリアを貼り、タルキを取付けます。垂木の上に野地板を取付け、ルーフィングを敷き仕上材を葺き、完成です。ガルバリュウム鋼板の場合も同じです。
外壁
サイディング
柱、間柱に透湿防水シートを貼ります。通気用の縦ドウブチを打ち、サーモバリアスリムを貼ります。外壁材(サイディング)を施工し完成です。
内壁
内反射工法
柱、間柱の間に断熱材を取付けます。サーモバリアスリムまたはエアーを柱、間柱の内側に取付けます。反射空気層を設けるためにサーモバリアの上にドウブチを取付け石膏ボードを取付けて完成です。
床
ネタ工法
大引きの間に断熱材を取り付けます。サーモバリアスリム(0.2mmタイプ)を大引きの上に貼り、ステープルで留め付けます。サーモバリアスリムの上にネタ垂木を取り付けます。
ネタ垂木が反射空気層となります。ネタ垂木の上に、フロアー材又は捨貼り合板を貼り仕上材を施工して完成です。
ネタレス工法
大引きの間に断熱材を設置します。サーモバリアエアーを大引きの上に取付けます。ネタレスの合板を取付けます。仕上げ材のフローリングを貼ります。