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体育館の暑さ対策!夏は屋外よりも体育館の方が気温が高くなる?

2024年10月7日

体育館の暑さ対策!夏は屋外よりも体育館の方が気温が高くなる?

夏場の体育館は非常に暑くなり、屋外よりも高温になることさえあります。特に近年は猛暑の夏が続いており、適切な暑さ対策を取らないと運動時に熱中症の危険性も高まるでしょう。

今回は体育館の暑さ対策について、要因を分析した上で有効な対策方法をいくつかご紹介します。高性能遮熱シート『サーモバリア』を使用する効果的な暑さ対策もご紹介しますので、体育館を含む屋内運動施設を管理されている学校関係者や自治体の担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

暑さ対策をしない体育館の熱中症の危険性

体育館などの屋内運動施設において、熱中症で救急搬送された事案は毎年多数報告されており、中には死亡に至るケースさえあります。

屋内スポーツの熱中症発生リスク

環境省の資料によると、学校管理下での熱中症発生は中学校・高等学校で9割を占めており、そのうち約7割が運動部活中の発症です。

環境省『部活動中の熱中症対策-屋内スポーツ活動編―』より抜粋

スポーツの種目別で分けると、バスケットボール・バレーボール・バドミントン・柔道・剣道が多いことが分かります。

これらの種目は競技中に水分を取るタイミングが限られることと、室内環境であるため気流が少なく、高温多湿になりやすいことから熱中症の発生リスクが高いとされています。

環境省『部活動中の熱中症対策-屋内スポーツ活動編―』より抜粋

運動時に熱中症になるメカニズム

運動をすると筋肉の収縮や血流の増加によって体温が上昇します。体温が上昇すると発汗し、皮膚表面で蒸発することにより気化熱となって熱が放散されます。その働きにより体温を下げて発生した熱と放散される熱のバランスを取り、身体の機能を維持しようとします。

しかし、次のようなケースで体内から発生する熱が多いのにもかかわらず熱が汗によって放散されないと、熱中症になる危険性が格段に高まります。

  • 気温が高く体温を上回る環境での運動
  • 多湿であったり風通しが悪いために汗が気化しづらい
  • 着衣量が多く、汗の放散を妨げる
  • 水分の補給が不十分で発汗量が少ない

暑さ指数(WBGT)を活用した体育館の熱中症対策

公益財団法人日本スポーツ協会では、暑さ指数(WBGT)を活用した熱中症予防を呼びかけています。

公益財団法人日本スポーツ協会『スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より抜粋

体育館で運動する際には、競技の実施場所になるべく近い位置に暑さ指数を計測できる温湿度計を設置し、運動に適切な環境であるかを判断するようにしましょう。

暑さ指数(WBGT)についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、併せてお読みください。

工場の熱中症対策とは?遮熱シート導入で熱中症対策!

体育館が暑くなる3つの要因

体育館の暑さ対策を検討する際に、体育館が暑くなる原因を理解することは大切です。

体育館が暑くなる要因①空調の能力不足

体育館は床面積が広い上に高い天井を確保する必要があります。この大空間を空調するには膨大なエネルギーが必要となるため、多大なコストが掛かってしまいます。

そのため費用対効果の観点から、夏期は通風と換気のみを考え空調による温度管理はしない(できない)設計方針で設計されている場合が多くあります。

体育館が暑くなる要因②風通しが悪い

体育館はスポーツ競技が行われる特性上、あまり開口部を設けられません。バドミントンなど風の影響を嫌い、窓を開けられない競技もあるでしょう。

身体の周りの気流が無いと体感気温が上昇してしまいますので、そのことも体育館が暑く感じる大きな要因となります。

体育館が暑くなる要因③輻射熱の影響

体育館の多くは柱のない大空間を作りやすい鉄骨造で造られています。屋根材や外壁材も鋼板が使用されているケースも多いでしょう。鉄材は優れた資材ですが非常に熱が伝わりやすいという弱点があり、日射により屋根や外壁が熱されるとすぐに内部に熱が伝わってしまいます。

内部に伝わった熱は空気に蓄熱されます。一度気温が上がってしまうと下がりにくく、運動中の汗などの影響もあり高温多湿の空間になりがちです。

また、日射熱で温められた鉄材や天井材、断熱材は外気温が下がっても「輻射熱」としてジワジワと熱を放出し続けます。気温が下がる夜になっても体育館内の気温が下がりにくいのはこのためです。

体育館の有効な暑さ対策3選

体育館内の環境を改善し、熱中症を防ぐための対策として、次の3つをおすすめします。

  • スポット空調を導入する
  • 遮光フィルムや遮熱塗装を施工する
  • 屋根や外壁に遮熱シートを施工する

体育館の暑さ対策①スポット空調を導入する

ひとつめの対策は「スポット空調」を導入することです。体育館は天井が高く空気量が膨大になるため、全館空調は現実的ではありません。そこで、運動や競技する場所に送風して気流をつくることによって体温を下げる対策が有効です。

大型扇風機を設置することが考えられますが、より効果的なのがスポット空調です。冷風を送り込むため、より体温を下げて熱中症を防ぐ効果が期待できます。近年は大型のスポット空調も販売されており、遠方から冷気を送風できるため競技の邪魔にならず、安全に使用できます。

体育館の暑さ対策②遮光フィルムや遮熱塗装を施工する

体育館の屋根や外壁に遮熱塗装を施すことで、日射熱を遮る大きな効果が見込めます。特に直射日光で暑くなりやすい金属の屋根や外壁には有効です。

また、窓から直射日光が入り込むと室内の壁や床が熱せられて輻射熱が発生しますので、日射対策として遮光フィルムを貼ったりブラインド・カーテンを設置すると効果的です。

体育館の暑さ対策③屋根や天井に遮熱シートを施工する

最もおすすめできるのが、屋根や天井に遮熱シートを施工する方法です。屋根面は最も日射熱の影響を受ける箇所です。屋根もしくは屋根の室内側や天井に遮熱シートを施工すると、日射熱を反射して大きな遮熱効果が得られます。熱が伝わりにくくなる効果があり、直射日光による直接的な室内の上昇を防ぐだけでなく、屋根材や天井が蓄熱することで発生する輻射熱も抑えられますので、夜間でも快適に体育館を使用できるでしょう。

体育館の暑さ対策には遮熱シート『サーモバリア』がおすすめ!

体育館の暑さ対策として、遮熱シート『サーモバリア』の施工を検討してみてはいかがでしょうか。サーモバリアは純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートで、輻射熱を97%カットする極めて高い性能を誇ります。

体育館の屋根や天井に施工することで、室内気温が大幅に下がり劇的に環境が改善した事例が多数生まれています。

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱と断熱ができるサーモバリア 特徴や効果、活用方法についてご紹介

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