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工場の電気代を削減する方法について解説!遮熱シートの活用事例もご紹介

2024年4月11日

工場の電気代が高いとお悩みの方も多いでしょう。工場では多くの生産機械が稼働しているだけでなく、業態によっては空調や冷蔵・冷凍で多くの電力を消費します。

そこで、今回は工場の電気代が高くなる原因と、電気代を下げる対策について詳しく解説します。

遮熱シートを活用した節電対策についてもご紹介しますので、工場の経費管理に頭を悩ませている管理者や経営者の方は、ぜひご参考にしてください。

工場の電気代が高くなる原因

電気代は工場の稼働ピーク時に使用する電気出力(kW)で基本料金が決まり、使用した量(kWh)で従量料金が請求されます。

まずは電気代が決まる仕組みと、工場の電気代が高くなってしまう原因について解説します。

電気代の仕組み

電気の受電方法には、電圧に応じて次の3種類があります。

  • 低圧・・・供給電圧200V(契約電力50kW未満が対象)
  • 高圧・・・供給電圧6,600V(契約電力50kW以上2,000kW未満が対象)
  • 特別高圧・・・供給電圧20,000V以上(契約電力2,000kW以上が対象)

多くの電力を消費する工場では、規模に応じて「高圧」もしくは「特別高圧」の受電方式が採用されています。

高圧や特別高圧の電気料金は大きく分けて基本料金と電力量料金で構成されており、基本的な計算式は次の通りです。

契約容量(kW)×基本料金単価(円)+電力使用量(kWh)×従量料金単価(円)+電力使用量(kWh)×再エネ賦課金(※1)金単価(円)

契約プランによっては、毎月変動する「燃料費調整額(※2)」や「市場等調整額(※3)」がこれに加算あるいは減額されます。

※1 「再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)」・・・固定価格買取制度(FIT)による再生可能エネルギーの買取りに要する費用を電力使用量に応じて負担させるもの

※2 「燃料費調整額」・・・原油価格や液化天然ガス価格などにより毎月変動するもの

※3 「市場等調整額」・・・電力市場の相場等を反映するもの

先述の基本計算式により、電気料金を下げるには次の2つのアプローチがあることが分かります。

  • 契約容量(kW)を下げる
  • 電力使用量(kWh)を下げる

契約容量を下げる方法

多くの電力会社では、「最大デマンド」により契約容量(kW)を決定しています。(最大デマンドが500kW以上の施設の場合は、電力会社との協議で契約容量が決まります)

「最大デマンド」とは過去1年間の各月の「最大需要電力」のうちで、最も大きい値を指します。

最大需要電力は、その施設の1日を30分ごとに区切った各30分間の平均使用電力のうちで月間で最も大きい値です。

この値は同時に使用する設備機器が多いほど大きくなるため、生産機械や空調を含めて、電力を消費する機器の同時稼働をいかに抑えるかがポイントです。

電力使用量を下げる方法

電気使用量を下げるためには、稼働する機械の消費電力を下げることが必要です。

工場には製品の製造に必要な機械の他にも照明や空調、事務機器などがありますので、電力の消費を抑えるためにマメにON/OFFをしたり、より消費電力の少ない機種に入れ替えたりする対策がカギを握るでしょう。

工場の電気代を削減する方法

工場の電気代を削減する方法について、4つの方法をご紹介します。

工場の電気代を削減する方法①使用量を「見える化」する

「どの時間帯に、どの設備で、どれくらい電気を使用しているか」を把握することが、工場の電気代を削減する第一のステップです。

電気使用量は毎月の電気代の請求書で分かりますが、あくまで全体の使用量になります。

設備ごとの電気使用量を把握するには、分電盤内のブレーカーに個別の電気メーターを設置したり、生産機械や設備機器に電力量計を取り付けるなどの方法があります。

時間帯ごとの使用量を知りたい場合には、電力会社から「30分データ」を取得すると、一日の中で使用量が多い時間帯と少ない時間帯が分かりますので、節電すべきターゲットをより明確にできるでしょう。

工場の電気代を削減する方法②ターゲットを定めて節電アクションを実行する

消費電力の大きい設備機器と時間帯のターゲットが明確になったら、具体的な節電アクションを検討しましょう。

対策は工場の形態や稼働状況によって様々ですが、実際に働いている方たちから意見やアイディアを募り全員で取り組む事が重要です。

作業に十分な照度が確保できているのであれば、照明の一部を間引くことも有効です。

細かいことでも積もれば電気代の大きな節減につながりますので、すぐに実行可能な対策から実行していくことが重要なポイントになります。

工場の電気代を削減する方法③「ピークカット」や「ピークシフト」に取り組む

電気代の基本料金を下げるためには、先述した最大デマンドを下げる対策が必要です。

最新の省エネ型の生産機械や設備機器に更新すれば最大デマンドも下がりますが、大きな設備投資が伴うためすぐに実行できる対策とはいえません。

そこでおすすめなのが、「ピークカット」や「ピークシフト」への取り組みです。

ピークカット

ピークカットとは、一年間で最大の電力を使用する時間帯の使用電力量を削減する手法です。

空調のある工場では真夏の日中に最大電力需要を記録することが多いため、その時間帯に一部の照明や事務機器などの使用を停止する手法が取られることがあります。

ピークシフト

ピークシフトとは、最大デマンドを記録しそうな時間帯の使用電力量を他の時間帯に分散させる手法です。 例としては、工場などで複数ある生産ラインの稼働時間帯をずらして同時稼働による使用電力量の増大を防ぐ手法が挙げられます。出勤時間や休憩時間の調整などの対策を取ることも考えられるでしょう。

工場の電気代を削減する方法④工場の断熱・遮熱を強化する

契約容量(kW)と電力使用量(kWh)を同時に下げる方法としておすすめなのが、工場建物の断熱・遮熱の強化です。

これは、工場の屋根や外壁に断熱補強をしたり遮熱塗装・遮熱シートを施工することによって、建物の断熱・遮熱性能を上げる手法で、空調電力消費量を大きく削減できる可能性があります。

真夏のピーク電力使用量が大幅に削減できますので、最大デマンドが下がり契約容量が下がります。その結果、電気代の基本料金の大幅な削減も期待できます。

特に食品工場や精密機械工場など、空調電力使用量が多い工場には大きな効果を発揮するでしょう。

工場内の労働環境も快適になり、労働災害を防ぎ生産性が向上して期待以上の効果があったという声も多く聞かれます。

遮熱シート「サーモバリア」を活用した電気代削減対策

工場の電気代を大幅に削減する手法として、遮熱シート「サーモバリア」の施工を提案します。

サーモバリアは純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートで、工場内が暑くなる主な原因の「輻射熱」を97%カットします。

サーモバリアを工場の屋根や壁に施工すると太陽の輻射熱を大幅にカットし、工場内の気温上昇を抑えることができます。空調設備の効率が向上して基本料金も従量料金のどちらも下げる効果が期待できますので、大幅な電気代の削減につながるでしょう。 サーモバリアの施工で光熱費の削減や大幅な省エネを実現したケースが増えており、多くのお客様から喜びの声を頂いています!

サーモバリアの施工事例についてはこちらのページをご参照ください。

https://thermobarrier.sunup-smile.co.jp/works

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱シートで工場の電気代を大幅に削減!

今回は工場の電気代を下げる方法について、基本料金と従量料金それぞれについての対策を解説してきました。

工場の省エネ・電気代削減対策として、自信を持っておすすめできるのが遮熱シート「サーモバリア」です。建物の屋根や天井に施工すると、熱の発生源である輻射熱を遮り、空調電力使用量の大幅な削減になります。

工場内の労働環境も大幅に改善されますので、電気代の削減と併せて熱中症などの労働災害の防止や生産性の向上も期待できるでしょう。

SUNUPでは愛知県内全域の工場を対象に、実際に熱を当ててサーモバリアの効果を確認いただける「遮熱体感」を実施しています。24時間専用フォームにて受付を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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