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遮熱塗料のデメリットとは?遮熱シートを使用して効果的に暑さ対策!

2024年7月5日

年々厳しさを増している夏の暑さ対策として近年施工事例が非常に増えている「遮熱塗装」ですが、使用する塗料の種類や施工技術によって大きく効果が変わってしまうことをご存知でしょうか?

本記事では、遮熱塗料のデメリットと注意点について解説します。

遮熱塗装を上回るメリットがある「遮熱シート」を活用した暑さ対策についても紹介しますので、夏の暑さ対策でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

遮熱塗料の特徴と種類

建物の屋根や外壁に遮熱効果のある塗料を塗装すると、室内の暑さを軽減する効果があります。

まずは遮熱塗料の効果と種類について整理してみましょう。

遮熱塗料の効果

屋根に遮熱塗装を施工すると次のようなメリットが得られます。

  • 真夏の室内気温の上昇を抑える
  • 室内での熱中症を防ぐ
  • 空調効率が良くなり省エネになる
  • 屋根や外壁材の劣化を軽減する

遮熱塗料の効果①真夏の室内気温の上昇を抑える

真夏の屋根の表面は、直射日光が当たる箇所では60〜80℃の高温になります。

対策として遮熱塗料を施工すると、最大で20℃程度も屋根の表面温度が下がり、室内への伝導熱が軽減されるとともに内装材が高温になることで発生する輻射熱が大幅に軽減されるのです。

その結果、遮熱塗料の施工によって室内の気温が3〜5℃程度下がると言われています。

遮熱塗料の効果②室内での熱中症を防ぐ

遮熱塗料によって真夏の室内気温が下がると、室内での熱中症リスクを軽減できます。

消防庁の調査によると、屋内で発症した熱中症での救急搬送は全体の半数を超えているとされています。

特に空調の無い工場内での作業は熱中症のリスクが高く、遮熱塗装等での対策が今後ますます必要となるでしょう。

遮熱塗料の効果③空調効率が良くなり省エネになる

室内気温が1℃下がると10%程度の空調電気使用量が削減できるという調査結果もあります。

遮熱塗装の効果による室内気温の低減にともなって、エアコンなどの空調に使用するエネルギーも少なくて済みます。

遮熱塗料の効果④屋根材の劣化を軽減する

遮熱塗装による材料のコーティング効果で、屋根や外壁材の寿命が延びます。

遮熱塗装は材料が高温になることを防ぐため、一般的な塗装よりも素材そのものの劣化を防ぐ効果が高くなります。建物の長寿命化にもつながり、将来的なメンテナンス費用を抑えられる可能性があるといえるでしょう。

遮熱塗料の種類

遮熱塗料と呼ばれるものには、その成分と遮熱する仕組みにより次のような種類があります。

  • 顔料系遮熱塗料
  • 特殊セラミック配合型遮熱塗料
  • 中空ビーズ配合型遮熱塗料

それぞれの遮熱塗料で特徴と施工費用が大きく異なることにご注意ください。

遮熱塗料の種類①顔料系遮熱塗料

遮熱塗料として最も一般的に使用されているのが、顔料系遮熱塗料です。

これは一般的な塗料よりも日射反射率を高めるように成分組成を工夫したもので、その性能規定はJIS規格によって定められています。

公の性能規定があり、大手塗料メーカーの商品も多いことから安心して選択できる遮熱塗料と言えるでしょう。

遮熱塗料の種類②特殊セラミック配合型遮熱塗料

熱線反射効果を高める特殊セラミックを塗料に配合したものが、特殊セラミック配合型遮熱塗料です。

過酷な環境に晒される航空機や宇宙船の外装用として開発されたもので、海外輸入品がほとんどです。

遮熱塗料の種類③中空ビーズ配合型遮熱塗料

塗料の中にセラミックやガラスの中空ビーズを配合し、遮熱効果とともに断熱効果を付加した塗料が中空ビーズ配合型遮熱塗料です。

断熱効果があることから、真夏だけでなく冬場には室内の熱が外部に逃げてしまうことを防ぐ効果も得られます。

遮熱塗料のデメリット

遮熱塗装は一般的な塗装工事の延長線上にあるもので、比較的容易に施工が可能です。

しかし、遮熱塗装は一般的な塗装と比べると高額であり、安易に採用すると次のようなデメリットもありますので注意が必要です。

種類が多く選択を誤ると効果が発揮できない

先述したように、遮熱塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ遮熱をする原理と得られる効果に違いがあります。

塗装業者に勧められるままに採用してしまうと、期待した効果が得られず単に高い塗装工事を依頼したのと同じになってしまう場合があります。

施工技術により効果にムラが出る

遮熱塗料の効果を十分に発揮させるためには、規定通りの施工方法と熟練の技術が必要です。

メーカー既定の手順や塗り厚さなどの施工条件を守らず、一般的な塗装と同様に施工してしまう業者が多く存在します。

カタログで示されている性能を得るためには、信頼のおける塗装業者・職人の選定も必要です。

経年とともに効果が落ちる

遮熱塗装は一般的な塗装に比べて耐久性が劣ると言われています。また、表面に凹凸があるがつや消し仕上げになる塗料が多いため、汚れが付着しやすいのが難点です。

遮熱性能を長期間維持するためには、定期的な清掃や塗り替えが必要でありトータルコストは非常に高くなってしまう危険があることをご承知ください。

遮熱塗装を上回る効果!遮熱シート「サーモバリア」を活用した遮熱対策

夏場の暑さ対策として最も効果があり、自信を持っておすすめできるのが「遮熱シート」で建物を覆う方法です。

遮熱塗装のデメリットを解消し、極めて高い遮熱効果と耐久性を誇る遮熱シート「サーモバリア」の特徴と効果についてご紹介します。

サーモバリアの効果

建物の断熱性能を良くしても、内外装材や断熱材が抱え込んだ熱気はジワジワと輻射熱を発生させて建物内に居る人の体力を奪っていきます。

サーモバリアはその輻射熱を97%カットする極めて高性能な遮熱シートであり、サーモバリアを建物の屋根や壁に施工することで夏の太陽の輻射熱による室内の気温上昇を抑えることができます。

工場生産品質で長期にわたり安定した性能を発揮

サーモバリアは、純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートです。

樹脂補強した不織布に工場でアルミ箔を張り付けて製造するため、厚みや遮熱効果は一定です。

遮熱塗装のように施工手順や職人の技術による塗り厚さのムラなどは一切発生しません。

性能実験により-30℃〜90℃の温度に耐えられることが実証されており、長期に渡って過酷な環境に晒されても簡単に劣化はしません。

建物に応じて最適な施工方法を提案

サーモバリアは建物の形状や屋根や内装の仕様に応じて、最適な施工方法を選択できます。

スカイ工法

屋根の形状に沿ってサーモバリアを貼り付ける工法です。作業者の技術によらない、均一な遮熱効果が期待できます。

トップ工法

マンションの屋上やバルコニーなどフラットな屋根の上にサーモバリアを貼り付ける工法です。

カバー工法

既存の屋根の上にサーモバリアを敷き、その上からカバー工法のガルバリュウム鋼板を取付けます。工場で多く使用されているスレート屋根に最適な工法です。

屋根下工法

屋根下から室内に向けて放射される輻射熱をサーモバリアが反射することにより輻射熱の影響を大きく軽減します。

冬場は室内の暖房熱を内側にはね返すため、一年を通して快適な室内環境を実現できます。空調効率を向上させて大幅な省エネも実現できますので、空調がある建物には最適な工法と言えます。

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱と断熱ができるサーモバリア 特徴や効果、活用方法についてご紹介

遮熱工事で熱中症対策と生産性を向上!

今回は遮熱塗装の特徴とデメリットについて解説しました。

真夏の室内暑さ対策として、遮熱塗装を上回る効果を実現できるのが遮熱シート「サーモバリア」です。

サーモバリアは工場品質の高い性能と耐久性を持ち、施工者の技術による性能差は発生しません。

どのような形状や仕様の建物にも対応が可能で、お客様にとって最適な工法を提案できます。

SUNUPではサーモバリアの効果を実際に体感していただくために、愛知県内全域の工場を対象に「遮熱体感」を実施しています。その劇的な遮熱効果に驚かれるお客様が続出しており、現在も多くの引き合いをいただいております。

24時間専用フォームにて受付を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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