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食品工場の暑さ対策に遮熱シートを活用!「サーモバリア」導入事例をご紹介

2024年9月3日

食品工場では、国が定める管理基準に従った厳格な衛生管理と品質管理が企業に求められます。

特に製造工程においては温度管理基準に則って行う必要がありますが、夏場に労働環境が悪化し熱中症の発生が懸念されるのが、加熱工程を伴う食品の製造です。

また、地球温暖化の影響で以前に比べて気温が上昇している近年では、冷蔵冷凍設備を稼働させるためのエネルギーも膨大になっているのが現状です。

食品工場の経営者や管理者は、食品の品質を保ちつつも、製造工程に従事する方々が健康で快適に働ける環境を提供する義務があります。

そこで今回のコラムでは、食品工場の暑さ対策のポイントを解説します。高性能遮熱シート『サーモバリア』を使用した実例もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

食品工場に暑さ対策が必要な理由

食品工場では熱中症が発生しやすい傾向があり、主に次の3つのケースに当てはまる場合は暑さ対策が必要になります。

  • 熱を発生する加熱製造工程がある
  • 衛生管理上帽子やマスク、白衣など全身を覆うユニフォームを着用する
  • 鉄骨造の建物で断熱性能が低く日射の影響を受けやすい

熱を発生する加熱製造工程

「煮る」「焼く」「炒める」などの加熱を伴う製造工程がある食品工場では、発熱量が多いためエアコンなどで室内を適切な気温に管理することは困難です。

製造工程で発生する水蒸気も室内の体感気温を上げる原因となり、特に夏場には非常に過酷な労働環境となってしまうこともあるでしょう。

全身を覆うユニフォームを着用

食品工場では衛生管理上の要請から、帽子やマスク、長袖の白衣など全身を覆うユニフォームを着用する必要があります。

作業環境の高い温湿度に加えて肌が露出せずマスクをしている息苦しさもあり、体感気温はさらに上がってしまいます。

建物の断熱性能が低い

工場の多くは鉄骨造で作られています。鉄骨造は大きな空間を比較的ローコストで建築できるため、工場用途としては非常に合理的ですが、断熱性能が低く日射による熱を内部に伝えやすいという弱点があります。

そのため、空調をすることが難しい加熱作業室では夏場の日射熱が室内に伝導して、作業環境をさらに厳しいものにしてしまう傾向があります。

食品工場の暑さ対策ポイント

食品工場の暑さ対策には、工場内の作業環境を整備するための対策と、作業者に直接働きかけて体温を下げる対策の2つの面からのアプローチが重要です。

食品工場の暑さ対策①環境計測の実施

まずは、作業環境の気温や湿度がどのようになっているかを計測してみましょう。

気温と湿度の組み合わせで熱中症の危険を判定する、「暑さ指数(WBGT)が一目で分かる温湿度計を用意して、作業場所に設置するとよいでしょう。

その上で、作業場所のWBGT値を定期的に測定して適切な対策を講じるようにすべきです。

WBGT(暑さ指数)についてはこちらの記事も参考にしてください。

工場の熱中症対策とは?遮熱シートを導入して熱中症対策!

食品工場の暑さ対策②冷却グッズの活用とユニフォームの見直し

食品工場の暑さ対策として最も取り組みやすいのは、労働者個人レベルでの対策です。

ネッククーラー、冷却タオルなどを従業員に提供することで、すぐに熱中症対策が可能になります。

ユニフォームの見直しも有効です。近年は保冷剤やドライアイスを挟み込んだり、冷却水を循環させて体温を下げる方式の冷却ベストも様々なメーカーから販売されています。

ユニフォームの変更が難しい場合は、作業場の一角に空調の効いた個室を用意して定期的に休憩を取ってもらうことも有効でしょう。

食品工場の暑さ対策③スポットクーラーの設置

工場の暑さ対策として多く見られるのが大型扇風機による送風です。しかし、ホコリが舞ってしまう上に食品の表面が乾くなどの衛生・品質管理上の悪影響があり、食品工場では採用できないケースがほとんどです。

そこで、扇風機ではなく移動型のスポットクーラーを導入して作業者に直接冷気を当てるようにするとよいでしょう。

移動型スポットクーラーは冷気と共に排熱が出ることが難点ですが、延長ダクトを使用して排熱を排気口に導いたり室外に排出するなどの工夫が必要です。

食品工場の暑さ対策④遮熱シートの設置

食品工場の暑さ対策として、最もおすすめするのが遮熱シートの設置です。

特に鉄骨造の工場に多く採用されている折板屋根の遮熱効果は絶大です!

工場建物の内外装材や断熱材が抱え込んだ熱気は、日が沈んでもジワジワと輻射熱を発生させ、工場内の暑さ指数(WBGT)を上昇させます。その対策として、遮熱シートを工場の屋根や壁に施工すると輻射熱を大幅にカットし、工場内の暑さ指数の上昇を大幅に抑えることができます。

冷蔵冷凍設備や空調設備の効率が向上する効果も期待できるため、大きな省エネ効果も期待できます。

また、食品工場内の熱を発生するオーブンやフライヤー、乾燥機などの周囲を遮熱シートでカーテンのように空間を遮断すると、その他の空間に熱を拡散させない効果を得ることもできます。

食品工場の暑さ対策には遮熱シート『サーモバリア』がおすすめ!

食品工場の暑さ対策として、遮熱シート『サーモバリア』の施工を検討してみてはいかがでしょうか。

サーモバリアは純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートで、輻射熱を97%カットする極めて高い性能を誇ります。

それとは逆に、冬場には機械から発生する熱を内側に反射させ、建物内の温度低下を防ぎます。この働きを利用して、サーモバリアは「夏は涼しく、冬は暖かく」を簡単に実現することができます。

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱と断熱ができるサーモバリア 特徴や効果、活用方法についてご紹介

「サーモバリア」を活用した食品工場の暑さ対策事例をご紹介!

愛知県西尾市にてうなぎ屋を営んでいる「炭焼工房うな徳屋」様は、夏の暑さ対策と冬の寒さ対策として、厨房と食品倉庫内に「サーモバリアS」を採用しました。

外気温よりも店舗内の方が涼しく感じられるなど店内環境が劇的に改善された上に、お客様からも『涼しくなったね』と喜びの声を頂けるようになったそうです。

詳しい事例紹介はこちらのページをご参照ください。

https://www.e-lifetech.com/interview/4929

まとめ

今回は食品工場の暑さ対策について解説しました。工場の熱中症対策は、従業員の健康を守り労働災害を防ぐだけでなく、工場内を快適な環境にして生産効率を上げる武器にもなります。

加熱工程があり夏季には非常に厳しい労働環境になる食品工場の暑さ対策には、輻射熱の発生を抑える遮熱シート「サーモバリア」の組み合わせをぜひお試しください。SUNUPでは、お客様の建物や立地状況に合わせて最適なサーモバリアの施工方法をご提案いたします。

SUNUPでは愛知県内全域の工場を対象に、実際に熱を当ててサーモバリアの効果を確認いただける「遮熱体感」を実施しています。24時間専用フォームにて受付を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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